学費・奨学金

都築学園グループ各校の保育料や学費、入試制度、利用可能な奨学金や支援制度について詳しくご紹介します。

横浜薬科大学の学費、特待生制度、奨学金、教育ローンについて

横浜薬科大学

横浜薬科大学で学ぶ際に必要となる入学費や学費。本学では、学生が学業に注力するにあたって、経済的・精神的にサポートできるよう、独自の奨学金制度を設けています。本学での学業にかかる費用、そして、本学の奨学金制度およびその他奨学金についてご紹介します。

学費

本学の学費は、一般学生と各特待生によって異なります。一般学生の入学金、納入金は以下の通りです。

【一般学生の学費】
漢方薬学科・臨床薬学科・健康薬学科(6年制)
入学金30万円、初年度授業料190万円、2年次以降授業料・施設充実費220万円

薬学科(4年制)
入学金30万円、初年度授業料150万円、2年次以降授業料・施設充実費174万円

【学費の納入方法】
本学へ学納金をご納入いただく方法は、一括納入または二期分割納入です。本学から郵送する所定の振込用紙を使用して行います。なお、上記学納金には、実験・実習費、共有試験受験料、病院・薬局等の長期実務実習費がすべて含まれています。

特待生の定義

特待生に選抜した学生に対し、本学では一般学生よりも学費の負担を軽減しています。特待生S、特待生A、特待生B、特別奨学生の4種類の成績優秀合格者特典があります。本学が定める特待生の定義は以下の通りです。

・学業成績、人物ともに優れていて、入学後に薬剤師国家試験に向けての学業を奨励したい生徒
・昨今の日本経済の低迷のなか、学業に専念する環境を整えるように経済面をサポートすることが必要と考えられる生徒

募集する人数は、漢方薬学科・臨床薬学科・健康薬学科で特待生Sが5名、特待生Aが11名、特待生Bが18名、特別奨学生が102名が目安です。入学定員340名のうちおよそ40%が成績優秀合格者特典を利用できるようになっています。一方、薬科学科では入学定員30名に対して若干名の特待生・特別賞学生を募集しています。

特待生は、それぞれの学科と成績ランクにしたがって授業料の免除額が異なります。漢方薬学科・臨床薬学科・健康薬学科の特待生Sは授業料全額免除、特待生Aは100万円免除、特待生Bは70万円免除、特別奨学生は40万円免除としています。薬科学科では特待生は授業料90万円免除、特別奨学生は30万円免除です。(平成28年度入学者実績)

いずれの場合も、免除された授業料の返還義務は一切ありません。初年度は入試の成績、2年次以降は前年度の学業成績、出席状況などをもとに審査が行います。ただし、特別な事情がない限り、基本的には前年度と同じランクの特待生制度が適用されます。

その他の費用

本学では、入学時および入学後も学債、寄付金などの要請は一切ありません。ただし、委託徴収金として後援会費が年間12,000円必要です。徴収させていただいた金額は、後援会費は役員会や総会の運営、後援会便りの発行、入学式や卒業式の補助費として使用します。そのほか、行事案内・報告などの通信費、学園祭支援、部・サークル活動支援、実務実習白衣給付などのために使います。

学費における注意点

平成27年4月の改定に伴い、本学では休学や留年をした場合の学費負担が軽減することとしました。休学の場合、休学期間に在籍料として学則の定める授業料の3分の1をお納めください。また、留年した場合も学則の定める授業料の3分の1と、前年度未修科目数×5万円のみと、通常の授業料より少ない負担で本学に在籍していただけます。

浜薬修学支援貸与基金について

本学では、独自の奨学金「浜薬修学支援貸与基金」を設けています。学習意欲を持った在学生を対象として、勉強を続けるために必要な学費全額または一部を貸与するという制度です。

基金の種類は第一種就学支援貸与基金と第二種就学支援貸与基金がありますが、いずれも無利息です。貸与手続き・申し込みは在学生本人となりますが、学費負担者の連帯保証が必要になります。また、年間に納付すべき学費から貸与分を減額控除するという方法がとられ、金銭の直接支給はありません。

貸与期間は年度ごとに異なりますが、更新も可能です。返還は卒業年度の翌年度の4月からとなり、本学指定の銀行口座へお振込ください。分割でのお支払いもご相談ください。

その他の奨学金

本学独自の奨学金だけではなく、一般の奨学金制度もございます。地方公共団体・民間団体の奨学金、日本学生支援機構の奨学金を利用することも可能です。

【横浜市身体障害者奨学金】
毎月21,000円以上が給費されます。

【あしなが育英会】
一般では毎月40,000円、特別では毎月50,000円が貸費されます。

【交通遺児育英会】
一般では毎月50,000円、特別では毎月60,000円が貸費されます。

【日本学生支援機構】
第一種奨学金と第二種奨学金の2種類を利用できます。

・第一種奨学金
特に優れた生徒または著しく就学困難な経済状況にある生徒に貸与されます。自宅通学者は毎月54,000円または30,000円、自宅外通学者は64,000円または30,000円が無利息で貸与されます。

・第二種奨学金
第一種奨学金よりも緩やかな選考条件で選ばれた生徒に貸与されます。5種類の貸与月額が設定されていて、生徒本人が自由に選択することができます。本学では、在学中に途中で申し込んだ場合には、申込年度の4月までさかのぼった全額の貸与を受けられることが特徴です。在学中は無利息ですが、卒業後は年利3%を上限とする利息がつきます。

教育ローンについて

本学で利用できる教育ローンはいくつかありますが、一例としてスルガ銀行の教育ローンを紹介します。年利3.6%の固定金利で、在学中何度でも利用することができます。10万円から申し込むことができ、合計で最高500万円まで借り入れることも可能です。

ボーナス返済なしでの返済プランとしては、借入額が50万円の場合は月々7,000円の81回払い、12,000円の45回払い、17,000円の31回払いなどがあります。借入気が150万円ならば月々21,000円の81回払い、月々26,000円の64回払い、月々31,000円の53回払いなどを選択することができます。

そのほか、横浜銀行教育ローン、日本政策金融公庫の教育ローン、JACCSの横浜薬科大学提携教育ローン「悠裕プラン」、オリコ学費サポートプランなどを利用することができます。いずれも保護者が借り入れることになりますが、WEBから申し込むことができる教育ローンもあり、手軽に利用できるようになっています。

奨学金の利用状況

奨学金の利用者は、日本の経済状況を反映してか、ここ数年で増加傾向にあります。たとえば日本学生支援機構奨学金の貸与状況を見てみると、2006年には第一種奨学金0人、第二種奨学金は17人と合計で19人が利用しました。ところが2013年には第一種奨学金40人、第二種奨学金156人と、わずか数年の間に216人まで跳ね上がっています。2014年には第一種奨学金23人、第二種奨学金121人の合計170人とやや減少したものの、いまだに高い水準にあります。

これらのほかに、特待生制度、特別奨学生制度、横浜薬科大学独自の奨学金貸与制度、民間企業の教育ローンなどの利用者を含めれば、入学定員340名に対して相当数の学生が何らかの支援を利用していると考えられます。実習等の授業時間が長い薬学科の学生の中には、アルバイトの時間を使って学業に注力したいと思う人もいるはずです。

本学は、奨学金制度等の環境を整備し、学業に注力したいと考える薬学科生をサポートします。一般の奨学金制度だけではなく、独自の奨学金制度を設けることで多くの学生が奨学金を活用できるように努めています。借り入れや支払い方法についても柔軟に対応いたしますので、奨学金が必要な際はお気軽にご相談ください。

※この情報は2016年8月現在の情報です。

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