都築学園グループ各校の保育料や学費、入試制度、利用可能な奨学金や支援制度について詳しくご紹介します。
都築学園グループ各校の保育料や学費、入試制度、利用可能な奨学金や支援制度について詳しくご紹介します。
将来、保育士や幼稚園教諭を志す人もいると思います。しかし、その際に多くの人が気になるのが学費ではないでしょうか。第一幼児教育短期大学では学費その他の費用がかかりますが、学生に向けてさまざまな減額措置や優遇措置を設け、経済的な負担を軽減できるように努めています。ここでは、第一幼児教育短期大学への入学から卒業までにかかる学費や奨学金について詳しく解説します。
第一幼児教育短期大学では入学者に応じた免除制度を設けています。推薦入学、AO入試受験入学者は入学金を免除する点が特徴です。年間授業料は大きく分けて入学手続き時納入金、7月納入金及び12月納入金が発生し、年に3分割してご納入いただくようにお願いしています。その他にも施設充実費、実験実習費、教育充実費などがあり、2016年度の金額は下記の通りです。
【入学手続時納入金】【2年次:4月納入金】
保育園の場合は保育料が筑紫野市によって定められています。前年度の市町村民税所得割課税額と入園している園児の年齢によって保育料は異なることが特徴です。収入が多いほど保育料は高くなるという仕組みで、預ける年齢では4歳以上児よりも3歳未満児のほうが高くなります。以下を見てみましょう。
入学金 100,000円
授業料 150,000円
施設充実費 40,000円
実験実習費 40,000円
教育充実費 80,000円
小計 410,000円
【7月納入金】
授業料 150,000円
施設充実費 30,000円
実験実習費 30,000円
教育充実費 60,000円
小計 270,000円
【12月納入金】
授業料 200,000円
施設充実費 30,000円
実験実習費 30,000円
教育充実費 60,000円
小計 320,000円
一般入試入学者から初年度にご納入いただく学費は、計1,000,000円になります。ただし、一括してご納入いただくわけではありませんのでその都度ご準備ください。
第一幼児教育短期大学では学費のほかにもさまざまな費用が発生します。委託徴収金として年間45,000円をご納入いただいていますが、その詳細は以下の通りです。
【学友会費】
年額20,000円ご納入いただきます。第一幼児教育短期大学のクラブ・サークルの上位組織として活動し、毎年11月には役員選挙、12月には総会を開催します。
【後援会費】
年額25,000円。学生と保護者の方、そして第一幼児教育短期大学との架け橋となる後援会の運営費用です。
【その他の費用】
委託徴収金のほか、制服代や教科書代が別途発生します。教科書代については受講するカリキュラムによって、費用が大きく異なります。
第一幼児教育短期大学では、県外出身者および離島の入学者については、授業料を減額・減免する優遇措置があります。そのほかにもオープンキャンパス参加者に対する受験料の減額制度を設けています。第一幼児教育短期大学が定める減額措置および優遇制度に関する詳細は以下の通りです。
【鹿児島県の離島】
離島の学生が本土で高等教育を受けるには、必ず下宿をしなければなりません。そのため、第一幼児教育短期大学では離島出身者に対して減額・減免措置を設けています。以下の離島出身者を対象とし、減額措置を適用しています。 例)屋久島、種子島、奄美大島、与論島、沖永良部島、喜界島、硫黄島、徳之島他
【県外出身者】
鹿児島県外出身者にも減額措置を設けています。また、第一幼児教育短期大学では寮を完備し、全国からの入学者を受け入れる環境を整備しています。
【受験料の一部減額】
第一幼児教育短期大学のオープンキャンパスに参加した学生が第一幼児教育短期大学を受験した場合、受験料25,000円を15,000円で受験していただけます。第一幼児教育短期大学を詳しく知っていただくきっかけになるとともに、受験料減額という特典を受け取っていただけるという内容です。進学をご検討の学生の方はぜひオープンキャンパス参加特典をご活用ください。
【オープンキャンパスの詳細】
第一幼児教育短期大学のオープンキャンパスですが、平成28年度は6月26日および7月30日に開催されました。第一幼児教育短期大学の概要説明とともに、「子どもと作る折り紙遊び」「赤ちゃんのお世話を体験しよう」「折り紙で遊ぼう」「自然あそび」「楽しい造形(造って飾る)」「運動で楽しく遊ぼう」「“音”で遊ぼう」「歌って動いて遊ぼう!」などの、事前申し込み制の講座が開講されました。また、第一幼児教育短期大学の就職状況や奨学金についても、オープンキャンパスでお話させていただいております。
第一幼児教育短期大学では一般社会人向けの講座も開講し、生涯学習のための場として提供しています。いずれも参加費は無料で、「あらゆる人が生涯を通じて学ぶことができるように」という目標のもとに運営されています。各講座とも開設日3日前まで申し込みを受け付けていますが、定員に達し次第、締め切らせていただいています。講座は一般講座、保育者講義、親子体験講座などがあり、平成28年度には以下のようなものが開講されました。
【一般講座】
・テラコッタ人形 テラコッタ人形とは、粘土の素焼きで作る人形です。一般社会人・学生を10名程度募集。全3回で成型、焼成、窯出しまでを行います。
・大人のためのピアノ入門
初心者を含む一般社会人を8名程度募集。楽譜の読み方や簡単なメロディの演奏から始め、それぞれのレベルにあわせた丁寧な指導を行います。
【保育者講義】
・保育者のための音楽(ピアノ)クリニック
現役幼稚園教諭、現役保育士、保育士を目ざす学生を8名程度募集。リズム遊びや表現活動に役立つ『こどものうた』最新版の紹介をメインに行います。その他、日頃の保育活動で使用している楽譜の難しい部分、音楽教育に関する悩み事相談なども受け付けています。
【親子体験講座】
・からだに大切な飲み物
幼児から小学校低学年児童とその保護者、約10組を募集。食生活の中での飲み物選びの重要性について解説。さまざまな飲み物の味と砂糖の量を比較しながら、体を元気にしてくれる飲み物の選び方について親子で楽しく学ぶことができる講座です。
・親子で作ろう~絵本の国のおいしいおやつ~
幼児から小学校低学年児童とその保護者、約10組を募集。絵本の中に出てくるおやつを親子で手作りします。エプロン、三角巾、マスクは各自持参してください。
第一幼児教育短期大学では、「日本学生支援機構」「日本政策金融公庫」の奨学金を利用することができます。第一幼児教育短期大学の生徒の状況を見ると、在学生のうち約半数が何らかの奨学金を利用しているという状況です。
【日本学生支援機構】
経済的な理由で勉強を続けることが困難な優れた学生に学資の貸与または給付を行っています。
・貸与型奨学金
無利息の第一種奨学金と利息付の第二種奨学金があります。平成27年度には全国で約134万人が利用していました。第一種奨学金と第二種奨学金の比率はおよそ1対2.5になっています。
・給付型奨学金
海外留学のための奨学金です。諸外国の学校に8日以上1年以内の期間の留学を学校のプログラムとして実施する場合、資格・要件を満たしている学生に対して支給される奨学金です。
【日本政策金融公庫】
国の政策として行っている教育ローンです。これまでのべ500万件以上の国民に利用されている、大変信頼度の高い教育ローンです。利用することができる世帯収入の上限額があり、子どもが1人ならば790万円、2人ならば890万円、3人ならば990万円、4人ならば1,090万円、5人ならば1,190万円になっています。世帯年収が200万円以下の場合は、優遇制度もあります。学費としてだけではなく、受験費用、住居費用、国民年金保険料などに充てることもできます。日第一幼児教育短期大学生支援機構の奨学金との併用も可能です。インターネットを利用していつでも申し込むことができる上、返済シミュレーションを利用し、返済プランを立てるときにも活用できます。
第一幼児教育短期大学は、鹿児島県(本土)出身者だけではなく、鹿児島県外および鹿児島県内の離島からの進学者も多いです。彼らを対象に学費の一部を免除する制度を設けています。また、オープンキャンパス参加による受験料の割引制度も適用可能です。奨学金を希望する学生および保護者の方を対象に、奨学金のご案内もいたします。第一幼児教育短期大学へ入学時、奨学金の利用を検討する方はお気軽にご相談ください。
※この情報は2016年8月現在の情報です。