都築学園グループ各校の保育料や学費、入試制度、利用可能な奨学金や支援制度について詳しくご紹介します。
都築学園グループ各校の保育料や学費、入試制度、利用可能な奨学金や支援制度について詳しくご紹介します。
鹿児島第一高等学校は難関国公立大突破を目標に置く進学校で、周辺地域の学生の方々や遠方から寮生活をして勉学に励む生徒なども少なくありません。一人ひとりの目標に進むために必要となる経済的負担、精神的サポートに力を入れており、独自の奨学生も設け勉強したい生徒を応援する取り組みを行っています。
鹿児島第一高等学校が導入している入試は、推薦入試と一般入試の2種類です。
【推薦入試】
推薦入試を受けられる基準は、中学校を卒業見込みで鹿児島第一高等学校を専願とし、出身中学校長が認め推薦する者、および第3学年2学期末で5教科平均評定値が4.0以上で人物が優秀であることが条件となります。募集人数は全日制普通科で約40名、試験科目は国語・数学・英語・面接です。選考方法は学科試験とあわせて調査票、面接の総合評価です。学科試験においては3教科のうち、高得点2教科にて選考します。
推薦入試の入学検定料は10,000円です。郵送の場合、鹿児島第一高等学校所定の振込用紙で郵便局振込み、推薦入学志願票の裏面貼付欄に貼付します。窓口受付の場合、現金にてご納入いただきます。
【一般入試】
一般入試を受けられる基準は、中学校を卒業見込みの者、または卒業した者です。全日制普通科155名が募集人数となっており、試験科目は国語・数学・英語・理科・社会です。選定方法は5教科とあわせて調査書等の総合評価になります。入学検定料は10,000円で、郵送の場合は鹿児島第一高等学校所定の振込用紙にて郵便局振込み、入学志願票の裏面に貼付します。窓口受付の場合は現金でのご納入となります。
入学に必要となる費用は、入学手続時に入学金として100,000円、毎月必要となるのが授業料28,000円、施設維持費15,000円、委託徴収金の内訳となる後援会会費1,000円、校友会会費1,000円が必要となります。毎月かかる費用は合計で45,000円になります。
入学金のご納入は、推薦入学者で2月5日、一般入学者で3月17日です。入学辞退した方に対しては、入学金の返還はありません。毎月の授業料等は毎月10日に学校指定の金融機関から引き落としになります。ほかに寄附金・学債などの別途費用もありません。
鹿児島第一高等学校では独自の奨学制度を実施しており、入学金および授業料の減免制度が利用できます。
【鹿児島第一高等学校奨学生】
一般の入学金は100,000円ですが、奨学生に指定された場合は50,000円です。推薦入試で合格した場合も、入学金が50,000円に減免されます。
奨学生に指定されると、授業料等の補助が受けられます。学費全額補助の場合は、月額43,000円、年間516,000円が補助の対象となり、月々ご納入いただく金額は2,000円です。授業料全額補助の場合は、月額28,000円、年間336,000円が補助の対象となり、月々ご納入いただく金額は7,100円です。授業料半額補助の場合は、月額14,000円、年間168,000円が補助の対象となり、月々の納入額は21,100円です。弟妹補助では、月額14,000円、年間168,000円が補助の対象となり、月々ご納入いただく金額は21,100円です。
なお月々ご納入いただく金額は、就学支援金9,900円の受給が前提です。ただし、受給状況によっては、ご納入いただく金額が変更になる場合があります。
【日本学生支援機構】
独立行政法人日本学生支援機構が運営する奨学金制度です。国が実施する貸与型の奨学金で、学生が自立して学ぶことを支援するために学生本人に貸与されます。奨学金の種類は無利息となる「第一種」利子が付く「第二種」の2種類があります。第一種は特に優れた学生で経済的理由により著しく就学困難に人に貸与されます。第二種は第一種よりゆるい基準となり、年3%を上限とする利息が付けられます。
【鹿児島県育英財団】
高等学校に進学する者が入学前に申し込みができる「予約募集」と、在学中に申し込みする「在学募集」、家計が急変した生徒を対象とした「緊急採用」の3つが利用できます。応募資格は鹿児島県内に生活の本拠を有する者で、学力基準ありと学力基準なしで基準が異なります。
予約募集は進学する前年の7月上旬~10月下旬までに申し込む必要があります。私立自宅の場合は月額30,000円、私立自宅外は月額35,000円貸与されます。在学募集の応募時期は、4月上旬~5月中旬まで、月額貸与金額は予約募集と同額となります。緊急採用の募集時期は年間を通して臨時募集となり、月額貸与は予約募集と同額です。ほかにも交通遺児等奨学金も利用でき、保護者等が交通事故で死亡または後遺障害があった場合に申し込めます。申し込み時期は4月上旬~5月中旬まで、私立の月額貸与金額は36,000円です。
鹿児島第一高等学校では自宅通学が困難な方または特に希望する方に対し、男子生徒限定の学生寮、女子生徒限定の下宿を斡旋しております。入寮申込金は入学手続き時に必要で30,000円です。毎月必要となる費用は、寮費月額7,000円、食費月額38,000円、管理費等月額10,000円がかかります。食事が欠食した分は、後日清算になります。
寮や下宿の生活の例として次のような流れです。6:30起床、7:00朝食、7:40までに学校に登校。昼食は12:30で第一工大のカフェを利用できます。16:30からは部活の時間に当てられ、部活に入っていない生徒は16:30に寮に戻り、17:30に入浴、18:30に部活生と合わせて夕食を済ませます。その後は集団学習時間となり、自由時間を経て就寝します。
【男子学生寮寮長 3年 谷口 圭佑さん】
寮生活の魅力は、人として自立する上で必要な身の回りの事を整理整頓する習慣が身につくことです。洗濯や部屋の掃除等、多くのことを自分でしなければならないのは大変ですが、毎日のことなのですぐに慣れることができました。朝ももちろん、自分で起きなければならないので苦手だった早起きも克服でき、早寝、早起きの習慣も身につきました。身の回りのことをやっていくうちに、勉強や部活動もテキパキと丁寧に取り組むことができました。身近に友達もいるので寂しさも感じません。先輩たちも明るく優しい人ばかりなので、何でも質問できます。皆さんも私たちと楽しく充実した日々を過ごしましょう。
【男子学生寮福寮長 3年 弘野 貴行さん】
寮生活の魅力は、常に支え合う友達が近くにいることです。幸いときも、楽しいときも、側にいてくれる家族のような存在です。学習面でも、高め合えるライバルにもなってくれます。また、寮で生活をしていると、自然と自立できてくることも大きな魅力の一つ。時には洗濯や掃除をしたくない日もありますが、自分がやるしかないので、一人暮らしのつらさも経験でき人間的にも大きく成長できます。
自立への一歩でもある、自分のこと自分でやるという基本のことは、意識せずともできるようになるので心配はいりません。皆さんも、共に高めあう家族のような寮生の一員になってみませんか。
鹿児島第一高等学校では入学金や授業料の減免措置が受けられる奨学生を独自に設けるほか、遠方にお住まいの学生の方々でも気軽に通う環境をつくるために寮や下宿生活の斡旋を行っております。経済面や精神面に不安を抱える生徒にもサポートする環境が整っており、一人ひとりの個性を伸ばしながら学生生活を有意義なものにできるよう支援してまいります。
※この情報は2016年8月現在の情報です。