都築学園グループ各校が実施する遠足、運動会などのイベントや部活動、サークル、ボランティア活動などを詳しくご紹介します。
都築学園グループ各校が実施する遠足、運動会などのイベントや部活動、サークル、ボランティア活動などを詳しくご紹介します。
鹿児島第一幼稚園では「元気で明るい子ども」「心の豊かな子ども」「よく考える子ども」に育てるという目標に沿って、さまざまなイベント・サークル活動を実施しています。子ども一人ひとりの個性に応じたかかわりを大事にしながら、全職員が力をあわせて綿密な準備のもとに進めている、体、心、頭を育む行事について紹介します。
鹿児島第一幼稚園では父母参観日などをはじめとして、保護者の方が月に1回は園でのお子様の様子を見て頂ける行事を設けています。登園バスを利用しているご家庭が多く、3分の1程の保護者の方は毎日の送り迎えで来園していますが、園舎の中まで入る機会はあまりありません。鹿児島第一幼稚園では実際の保育の現場を見ていただくことを大切にし、このような行事を定期的に開催しています。
また、鹿児島第一幼稚園は第一幼児教育短期大学の附属幼稚園のため、教育実習生の「お兄ちゃん先生」「お姉ちゃん先生」と接する機会が数多くあります。運動会をはじめとして学生たちの協力に支えられているのも鹿児島第一幼稚園の行事の特徴です。
また、遠足には2種類あります。ひとつは学期ごとに開催される園外保育です。学年ごとの開催になり、同級生同士の交流を深め、横のつながりを深めます。もうひとつは全園児で参加する遠足です。親子遠足、秋の遠足、お別れ遠足の年3回の実施がありますが、学年を越えた子どもたちの交流を生み、年齢を越えた友達と出会い、縦のつながりを作ります。
鹿児島第一幼稚園では季節ごとに多彩なイベントを実施しています。なかでも夏祭り、運動会、あそび発表会はメインとなるイベントであり、日々の保育の成果と子どもたちの成長を保護者の方にご覧いただくことも目的にしています。
【夏祭り】
夏祭り実行員の保護者の方を中心に開催される夏祭り。年長さんでは毎年様々なテーマに沿ってお神輿を作成します。8人程度でかつぐことができる本格的なものですが、どんなお神輿を作るかというところから、すべて子どもたちだけで考えています。年中さんと年少さんもお神輿のテーマに合わせた灯ろうを作り、会場に飾り付けます。毎年テーマごとにお神輿や灯ろうの雰囲気が変わり、楽しみにしている保護者も少なくありません。
お神輿と盆踊り大会の後は、会場内に準備されたゲームコーナーで遊びます。ボーリング、ボールすくいなど夏祭りらしいゲームがそろっています。きょうだいや卒園生も大勢参加し楽しんでいます。
【運動会】
かけっこ、リレー、おゆうぎなど毎日の保育の中で積み重ねてきた練習の成果を発表します。未就園児競技もあり、入園を希望している方が参加することもできます。
【あそび発表会】
園児が劇やおゆうぎを披露する、いわゆるお遊戯会です。おうちの方々に見ていただくので、園児たちの保育時間のお稽古にもいっそう力が入ります。
鹿児島第一幼稚園では希望者にさまざまな課外活動を提供しています。保育時間と同様に、心身ともに健やかな成長を促進しつつ、より深い技術や知識を身につけることができるようになっています。
【ピアノ教室】
鹿児島第一幼稚園は第一幼児教育短期大学の生徒だけではなく先生方との交流があることも大きな特徴です。ピアノ教室では短期大学の音楽講師の先生方により、30分から40分程度のピアノの個人レッスンを行っています。普段の一斉保育ではなかなか体験できないマンツーマンの指導を通じて、お子様の音楽の才能を開花させることを目的としています。基本的には「ピアノと仲良くなること」からスタートし、ピアノを触ったことがない園児でもきちんと学ぶことができます。
【サッカー教室】
鹿児島第一幼稚園と提携している太陽スポーツクラブの先生方が、鹿児島第一幼稚園の広い園庭でサッカーの指導を行います。学年の枠を越えて参加できるようになっていますが、人数にや練習内容によっては年中、年長と別の日に実施することもあります。初めはボール遊びでボールに慣れることから始め、だんだんドリブル、シュート、パスなどにチャレンジしていき、年長になる頃には試合を意識した本格的な練習となります。
【体操教室】
太陽スポーツクラブの先生方により行われています。おもに園舎の中でマット運動、なわとび、跳び箱、平均台などを使用して、楽しく体を動かしながら、自然に運動能力を向上させるカリキュラムになっています。
幼稚園の教育の振興を図るための「父母の会」という保護者組織を設けています。平成27年度には月額500円の会費で運営されました。園と家庭との密接な連携を目指し、子育て支援、保護者の親睦、教育・文化の向上を目的とした各行事への参加などを実施しています。
夏祭り、運動会、あそび発表会、バザーなど、すべて父母の会の準備と運営の手伝いがなくてはならないものになっています。しかし、第一幼児教育短期大学の学生の協力も得られる鹿児島第一幼稚園では、過剰なまでのご負担をいただくことはありません。一部の方に負担がかからないよう「一家庭二役」を基準に、どのご家庭も平等に無理なくご協力いただけるシステムになっています。日頃の保育の様子を間近に見ることができる機会のひとつとして、ご協力をいただいているご家庭も多い様子です。
子どもたちが充実した幼稚園生活を過ごすためには、園と保護者の協力が何よりも大事であるという考えのもと、園から各ご家庭へのご連絡も重視しています。毎月の「園だより」や「クラスだより」、毎週の「週報」で子どもの姿、行事の詳細、園の情報をお伝えするようにしています。
また、電話や連絡ノートで連絡を取り合い、お困りのことをいつでも相談できる体制を整えているので安心です。1学期と3学期のクラス懇談会、2学期の個別面談などを通じて、子ども一人ひとり、クラス全体がどのように成長しているのか、保護者の方々と共通理解を持つことができるように努力しています。
幼稚園行事への参加というと、どうしてもお母様が中心になってしまいがちです。鹿児島第一幼稚園では「おやじの会」を設け、お父様にも園行事に参加して頂けるようにしています。夏祭り、お泊まり保育など「お父さんパワー」を発揮し、子どもたちとの触れ合いを楽しんでいただいています。
鹿児島第一幼稚園では毎年、幼稚園就園前のお子様を対象にした未就園児親子教室「レインボーキッズ」を開催しています。お父様、お母様、先生、お友達と楽しく遊びながら、社会性を育むことを目的としています。未就園児でも公園遊びなどを毎日の生活に取り入れているご家庭も多いかもしれませんが、やはり幼稚園という場で必要とされる社会性とはまた別のものです。幼稚園は基本的に一斉保育になるため、みんなと同じことをできるかどうかも非常に重要です。「レインボーキッズ」は自由遊びをベースにし、その時期ならではの遊びの提供をしていますが、少しずつ集団生活にも馴染めるように無理なく導いていきます。
以上のように、鹿児島第一幼稚園では四季折々にさまざまな行事を開催しています。どの行事も保護者の方の協力をいただいていますが、父母の会をはじめとする一家庭二役でお願いしている実行委員の皆様にご協力を頂きますので、一部のご家庭のみの負担になる心配もありません。また、未就園児向けの親子教室も実施しているので、入園を検討している人はぜひ足をお運びください。もし、気になることがございましたらその機会に何でも担当職員までおたずねください。