各校の特徴

都築学園グループ各校の教育プログラム、周辺環境、今後の展望といった各校の魅力を詳しくご紹介します。

第一幼児教育短期大学の特徴について

第一幼児教育短期大学

第一幼児教育短期大学は、学校の施設および周辺環境も含め、落ち着いてとことん幼児教育を学べる環境です。基礎科目から専門科目まで幅広く学べるだけでなく、卒業後の進路も充実しています。ここでは、第一幼児教育短期大学の特徴についてご紹介します。

基礎科目・専門科目

第一幼児教育短期大学では、幼児教育実践のスペシャリストを育成するための専門知識および技能はもちろんのこと、保育者にふさわしい知性、感受性、観察力、指導力を身に付けることを目標としたカリキュラムを実施しています。学生一人ひとりの個性を大切にしながら、幅広い視野と確かな保育技能を持った幼児教育者を育成し、地域社会に役立つ人材を育てたいと心がけています。第一幼児教育短期大学の基礎科目、専門科目、実習などのカリキュラムをご紹介します。

【基礎科目】
第一幼児教育短期大学では幼児教育のスペシャリストになるための土台として、基礎カリキュラムを大切にしています。2年間の授業、保育実習、教育実習、課外活動などを通じ、基礎知識・技能、観察力、知性と教養、指導力などを磨くことを目標に掲げています。具体的には以下のような科目があります。

倫理学、文学、日本国憲法、くらしと経済、生物学、体育実技、情報処理概論、保健講義、外国語コミュニケーション、ドイツ語

【専門科目】
保育の世界は日進月歩です。第一幼児教育短期大学では常に最新の教育理論に基づいた学習指導を行い、専門教育に関する多彩なカリキュラムを設けてきました。特に、「子どもと音楽」「音楽表現」「図画工作」など、芸術的な専門知識が必要とされる分野は、1年次から受講できるようになっています。幼児教育者に欠かせないピアノ技術の取得も可能です。マンツーマン指導はもちろん、放課後の個人レッスン室開放などを実施しています。いくつかの科目の内容を具体的に紹介します。

・発達心理学
幼児教育においては発達段階に応じた子どもの特性を理解した上で、適切な関わりを持つことが非常に重要です。胎児、赤ちゃん、乳幼児までの発達と特性を学習して、幼児教育者らしい心構えと技術の取得に役立てます。

・造形表現指導法
幼児にとって、工作やお絵描きは人気の時間です。この講座では幼児の想像力を磨くための構想、彩色、アイディアの援助などができるような技術を養成します。

・子どもの食と栄養
幼児教育者としての立場から、子どもの発達に欠かせない栄養に関する基礎知識、各種食品の成分、機能などを勉強します。

・子どもと音楽
音楽は幼児教育の大きな柱です。第一幼児教育短期大学では、ピアノ奏法の基礎から豊かな表現ができるようになるまで指導します。リズムの取り方、代表的な童謡の弾き歌いの方法も学習し、音楽の楽しさを伝えられる指導者の育成を目指します。

・子どもの保健Ⅰ・Ⅱ
第一幼児教育短期大学では、小児の健全な育成と健康を守り、育てるための基礎知識を学ぶことが可能です。子ども一人ひとりに対してだけではなく、保育所などの集団生活の場を健やかに保つため、病気の予防や公衆衛生に関する講座も開講しています。

・社会福祉
第一幼児教育短期大学では、高齢化社会の到来に備え、社会福祉の講座も開講しています。社会福祉の意義、歴史、法体系、機構、運営などの基礎知識を学ぶことが可能です。

【実習】
第一幼児教育短期大学では、実際に子どもたちと触れ合う実習に力を注ぎ、即戦力のある卒業生を数多く輩出しています。1年次に第一幼児教育短期大学附属幼稚園での観察・参加実習、2年次に学生の出身地に近い幼稚園・保育園・児童福祉施設と連携した現場実習を実施しています。卒業と同時に幼稚園教諭二種免許、保育士資格を取得できるようになっています。

周辺環境について

第一幼児教育短期大学は、JR国分駅から徒歩10分、鹿児島空港からも車で20分と、鹿児島県内はもとより県外からのアクセスも良好なロケーションです。学校周辺には第一幼児教育短期大学附属幼稚園、鹿児島第一医療リハビリ専門学校、第一工業大学、国分中央高校などがあり、学生が多いエリアです。駅前には学生も利用しやすい飲食店等いろいろありますが、落ち着いて勉学に励むことができる環境になっています。霧島連峰、桜島などにもアクセスしやすく、雄大な自然環境のなかでのリフレッシュもできます。

学校の施設

広大な敷地に学生がのびのびと使用できる施設が整っています。特に、学生に人気の厚生会館は隣接している鹿児島第一医療リハビリ専門学校、第一工業大学の学生も利用しているため、他校の生徒との出会いや交流の場となっています。学校間の交流も盛んで、他校のクラブやサークルに参加する学生も少なくありません。幼児教育を学ぶ教育機関はどうしても女性の比率が高くなりがちですが、第一幼児教育短期大学ではこのような機会を利用し、充実したキャンパスライフを謳歌しながら「よく学びよく遊ぶ」を実践している学生もいます。

厚生会館の他に図書館の利用者が多いことも第一幼児教育短期大学の特徴です。勉強の合間にフリースペースでの飲食もできるため、お弁当などを持参して長時間利用する学生も多いです。インターネットを利用した蔵書検索もできます。絵本や童話が充実していることも自慢のひとつです。

学校の取り組み

第一幼児教育短期大学では学生へのキャリアサポートのために1年次から就職ガイダンスを行い、社会に自信を持って出発できるように毎週90分の実技や講義を行います。卒業生、県内外の保育者を講師に招き、現場の声を聞き意見交換をする場も設けています。

一方、ホテルでのテーブルマナー講座、メイクアップアーティストによるメイクアップ講座、電話や挨拶などのマナー講座などを実施し、社会人としての基礎知識を早い段階から自然に身に付けることができるようにします。2年次の特別講座では専任スタッフが生徒一人ひとりに本人の希望や適正に応じたアドバイスを行い、年内には全員が内定を得ることができるように指導することが可能です。

生涯学習(公開講座)

第一幼児教育短期大学では生涯学習のために一般社会人向け講座を行っています。いずれも参加費は無料で、開講日3日前までに申し込めば良いので、誰でも気軽に参加可能です。「大人のためのピアノ入門」「親子で作ろう~絵本の国のおいしいおやつ」など、保育に携わっている人はもちろん、その他の親子連れなどにも好評です。

今後の展望

第一幼児教育短期大学への求人情報は平成28年度の卒業生1人に対して3.3件があり、9年連続で就職率100%を達成しました。第一幼児教育短期大学への入学から卒業後の進路まで、今後も一貫して満足できる環境を構築していくことを目標にしています。

オープンキャンパスや進学説明会など、入学前の準備にも注力することが第一幼児教育短期大学の特徴です。オープンキャンパスではテレビCMを流し、ホームページ上で告知するなどしています。また、資料請求いただいた学生の方には専用リーフレットを配布するなど、第一幼児教育短期大学の魅力を広く伝える努力をしていきたいと考えています。

進学説明会を鹿児島第一医療リハビリ専門学校と合同で開催し、第一幼児教育短期大学の教育方針について周知すると共に高校の先生方を対象に学校の説明を行っています。

第一幼児教育短期大学では、幅広い視野と確かな保育技能を持った幼児教育者を育成すべく、充実したカリキュラムに基づいて学生を指導します。また、入学前の学校情報開示から卒業前の就職情報の提供およびキャリアサポートまで、生徒に発信するために積極的に活動するのが第一幼児教育短期大学の特徴です。メール、電話、はがき・封書での問い合わせ窓口も設けていますので、いつでも気軽にお問い合わせください。

※この情報は2016年8月現在の情報です。

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