各校で取得できる資格やキャリアサポートの仕組みをご紹介
各校で取得できる資格やキャリアサポートの仕組みをご紹介
大学卒業時点で取得できる資格や、学科に通うことで取得を目指せる資格にどのようなものがあるのかは、大学選びをする際の重要なポイントのひとつです。キャリアサポートについても同様で、受けられるサポートによって将来が大きく変わることもあります。日本薬科大学さいたまキャンパスでは、充実の体制で、学生の資格取得支援とキャリアサポートを行っています。
日本薬科大学さいたまキャンパスの薬学科を卒業することで取得できる資格には、以下のようなものがあります。
【薬剤師国家試験受験資格】
薬剤師は、調剤業務をはじめとした様々な専門業務を行う国家資格の所持者です。薬剤師でなければ行えない業務が多数あるため、国家試験に合格すれば、薬局や病院、研究機関などで活躍する道が開けます。また、薬剤師であれば、麻薬管理者や放射線取扱主任者などの資格を取得することも可能です。
【登録販売者】
登録販売者は、薬局やドラッグストアなどで、一般用医薬品第二類及び第三類の販売ができる医薬品の専門家です。ドラッグストアで販売されているかぜ薬や鎮痛剤などは、登録販売業者でなければ売ることができないものです。そのため、今後も需要が高まると考えられます。
そのほか、放射線業務従事者任用資格や、食品衛生管理者任用資格、向精神薬取扱責任者任用資格など、複数の資格を取得可能です。なお、登録販売者の受験資格は、医療ビジネス薬科学科を卒業することでも取得することができます。医療ビジネス薬科学科では関連科目の単位を修得することで、診療情報管理士受験資格も取得できます。
薬学科では、薬剤師の資格取得のために、6年間でじっくり薬学に関する知識を身に付けます。段階的に学んでいくことで、基礎を固め、将来を考える時間を取ることもできます。また、繰り返し模擬試験を行うことで、学生の試験に対する緊張を和らげています。
【1年次】
化学や生物学、物理学、数学といった基礎科目を学びます。これらは皆、薬学を学ぶための基礎知識として役立ちます。また、薬学体験学習をすることで、改めて薬剤師の役割について考え、目標を明確化させます。
【2年次】
科学系、物理系、生物系などの薬学の基礎専門科目を学びます。
【3年次】
専門科目についてさらに詳しく学習するとともに、医療薬学系の科目についても学んでいきます。4年次でコース選択があるため、それぞれのコースについても知識を深めます。
【4年次】
共通科目とコースごとの専門科目について、平行して学習を行います。また、卒業研究もこの時期にスタートします。4年次の最後には、実務実習に行くだけの力があるかどうかを確かめる「薬学共用教養試験」を受験します。
【5年次】
卒業研究を行いながら、病院の臨床現場での「病院実習」や、薬局での「薬局実習」といった実務実習を行います。
【6年次】
国家試験に向けて勉強会を開催するほか、模擬テストも積極的に行い、合格までのサポートをしていきます。大学での学習の集大成として国家試験を受けることができるよう、綿密なスケジュールが組まれています。
高齢化が進む中で、医療分野の需要は今後も高まっていくと考えられます。こうした状況の中で、日本薬科大学さいたまキャンパスでは、学生がより良い条件で、自分の希望にあった就職先を見つけられるようサポートをしていきます。
【薬学科】
日本薬科大学さいたまキャンパスでは、3年次からインターンシップの斡旋を始め、4年次には就職ガイダンスを開催し、個別相談や就職指導も行っていきます。国家試験の取得だけを目指すのではなく、早い段階から就職を意識して動くことで、学生がより高い意欲を持って将来を見つめられるようにすることがねらいです。また、大学院への進路希望者に対しても、研究テーマの相談などに加え、大学院卒業後の就職先まで意識した指導をします。
【医療ビジネス薬科学科 スポーツ薬学コース】
日本薬科大学さいたまキャンパスでは医療に詳しいだけでなく、経営力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力といった、社会で役立つビジネススキルについても早い段階から学んでいきます。2年次にはコーチング心理学やトレーニング学、3年次にはスポーツマネジメント論やスポーツコミュニケーション論を学び、知識があるだけでなく正しいトレーニングを行える指導者を育成します。
日本薬科大学さいたまキャンパスでは、キャリア支援のための講座を複数開講しています。
1年次で行う薬学体験学習では、製薬会社や研究所、薬用植物園、薬局、病院、福祉施設などに実際に赴き、5日間にわたって体験学習を行います。将来を考える最初のきっかけとして、早い段階で現場を体験することが可能です。
4・5年生が参加できる就職ガイダンスでは、各業界に精通した講師による業界の現状や将来についての説明をします。また、就職目前の6年生に対しては、病院就職希望者説明会などを行い、その業界に就職する際の心構えや注意点について、事例をまじえながら説明しています。
日本薬科大学さいたまキャンパスでは、就職のために役立つ情報を「日本薬科大学生のための就職情報ネット」として公開しています。コンテンツ内容は、就職活動プレイスメントガイドや、面接に進むためのエントリーシート徹底研究、業界研究特集、動画で学ぶ面接実践ガイド、就活Q&A、留学生のための就職活動パーフェクトガイドです。
就職活動プレイスメントガイドでは、初めて就職活動を行う学生のために、就職活動のスケジュールを詳細に説明しています。各項目について、ひとつひとつ踏んでいくべきステップについても解説されているため、これを読んでいけば実際の就職活動の流れを容易に理解することができます。次に何をすべきなのかわからなくなったときや、実際にエントリーシートを書く際の書き方、面接の受け方などについても知ることができます。
日本薬科大学さいたまキャンパスでは、薬学科、医療ビジネス薬科学科共に高い就職率を誇っています。それぞれ、専門に特化した学習を行っているため、卒業生たちは医学界や医療ビジネス業界などで活躍しています。日本薬科大学さいたまキャンパスでは、学生たちがさらに多くの選択肢を持てるよう、新規就職先の開拓にも力を入れています。
【薬学科】
薬学科を2016年に卒業した学生の就職率は、100%となっています(※大学院等への進学を含む)。就職先については52%と、半数が調剤薬局となっており、薬剤師を目指せる日本薬科大学さいたまキャンパスの特色を生かした結果となっています。また、ドラッグストア24%、病院13%、製薬企業5%と、医薬品関係の就職先に進む学生が多いです。そのほか、大学院等へ進学する学生などもいます。
【医療ビジネス薬科学科】
医療ビジネス薬科学科を2016年に卒業した学生の就職率は、90.2%となっています。病院・調剤薬局が22%と最も多く、次がドラッグストアで38%、残りの40%は、製薬企業や医薬品流通企業、健康関連企業といった、その他の企業となっています。
日本薬科大学さいたまキャンパスを卒業した生徒の進学先の一例をご紹介します。
【薬学部】
東京大学医学部付属病院や、自治医科大学付属さいたま医療センター、行田総合病院といった病院関係や、アインファーマシーズ、クオールなどの調剤薬局、武田薬品工業やツムラなどの製薬会社などの就職実績があります。また、富山大学大学院や、広島大学大学院、東北大学大学院などに進学する学生もいます。
【医療ビジネス薬科学科 スポーツ薬学コース】
学校や企業等のスポーツ指導者や、フィットネスクラブ、プロのトップアスリート、スポーツ関連企業などへの就職が目指せます。
日本薬科大学さいたまキャンパスは専門性のある資格取得によって、社会に通用する即戦力の人材を育成しています。入学当初から就職や資格取得を見据えた教育をすることで、学生たちが夢をつかめるようサポートを行っています。卒業後の進路が気になる方は、高い就職率を誇る日本薬科大学さいたまキャンパスを検討してみてください。
※この情報は2016年8月現在の情報です。