卒業生・保護者の声

卒業後の進路、後輩へのメッセージなど都築学園グループ各校の卒業生、保護者のリアルな声を集めました。

第一工業大学 鹿児島キャンパスの卒業生の声について

第一工業大学 鹿児島キャンパスの卒業生の声

第一工業大学鹿児島キャンパスを卒業した生徒がどんな仕事に就いて、どのように活躍しているのか紹介します。夢を実現するために在学中意識したことや第一工業大学鹿児島キャンパスで学んだ感想を見てみましょう。優れた先輩の声を聞くことで各学部のイメージがつきやすくなります。希望学科選びに迷ったときの参考にしてみましょう。

卒業生① 伊野 智博さん

航空工学科航空整備士資格コースでは、大学在学中に航空整備士国家資格取得を目指します。資格取得を経て、航空整備士として働く伊野智博さんを紹介します。

出身学科:平成9年度航空工学科卒業
就職先:全日空整備株式会社

航空工学科の航窒整備コースに在籍していました。二等航空整備士学科取得のために学んだことは、仕事に直接関わることなので大変役に立っています。思い出に残っているのは卒業研究です。就職活動の合間に多くの資料を集めて回ったり取材の為に多くの方々の話を聞いたりしたことは、とても貴重な経験となりました。多くの先輩が航空の分野で活躍されているので、本気で整備士を目指す人にはいい環境が整っていると思います。

現在は、航空機を安全にドックアウトさせることに一生懸命です。同時に航空整備士の資格を取得するため、日々勉強に取り組んでいます。一日も早く実技を身につけたいと思っています。

卒業生② 奥田 将善さん

航空工学科を出た後、パイロットとして働く卒業生もいます。航空自衛隊に入った奥田将善さんの声を見てみましょう。

氏名:奥田 将善
出身学科:平成10年度航空工学科[現航空宇宙工学科]卒業
就職先:航空自衛隊第7航窒翻第204飛行隊

航空自衛隊第7航窒翻第204飛行隊に所属し、F15戦闘機のパイロットとして、国防の任務に就いています。戦闘機は、最新の科学技術の結晶であり、学ぶべきことは膨大にあります。また飛行中は常に生命の危険を抱えているため、緊張は解けません。それでも子どもの頃から憧れていたパイロットとして、大空を駆け巡れることを、大変面白いと感じています。 

航空工学科では、パイロットに必要な航空工学の基礎知識を専門的に学ぶことができます。私の場合、特に航空法規や交話法等の習得にカを入れていたことが自信や励みとなり、入隊してからの厳しい訓練過程の中で役立ちました。どんな状況でも希望を捨てずに頑張れば、どんな夢も必ず実現できます。夢はあきらめないことが大切です。

卒業生③ 池田 和久さん

情報電子システム工学科で学んだ知識を活かして水道局で働く池田和久さんを紹介します。

出身学科:平成14年度電子工学科[現情報電子システム工学科]卒業
就職先:鹿児島市水道局

鹿児島市水道局で、水道施設の維持管理及び改良、修繕等の設計・施工に携わっています。水道局での仕事は、電気、通信をはじめ、土木、機械、建築、化学など多くの知識を必要とします。また、それらの最新技術に触れることができ、技術者にとって非常に魅力のある深い分野ではないかと思います。今振り返って、第一工業大学でよかったなと思うことは、教授陣と学生の距離が近いことです。どの先生も本当に親身になって相談に乗ってくださいます。また、資格試験の勉強会なども充実しています。私は教職課程資格、公務員試験といろいろなことに挑戦しました。その一つ一つに意味があり、そこにいたる過程が大事だったなと感じます。

卒業生④ 今用 駿也さん

在学中に取得した資格をもとに技術職に就いた今用駿也さんを紹介します。

出身学科:平成23年度機械システム工学科卒業
就職先:スズキ株式会社(本社採用)

自動車整備の仕事に就きたかったので、大学の学位と自動車整備の資格を取得できる第一工業大学を選びました。大学時代は、自動車整備の資格取得のために、座学や実習に積極的に取り組むことはもちろん、自主的に仲間で集まって勉強会を開くなどしていました。同じ目標を持って勉強をする仲間がいることは、とても大きな強みになりました。大学の座学や実習で取得した知識や経験は、現在の仕事にすぐに活かせるものばかりです。第一工業大学では機械・自動車・電気などの専門知識を持った先生が優しく丁寧に指導してくれるので、充実した4年間を過ごせると思います。

卒業生⑤ 曽根 悠太さん

学生時代からインターンシップやアルバイトを通して実務を覚え、土木設計分野で活動する曽根悠太さんを紹介します。

出身学科:平成22年度自然環境工学科卒業
就職先:小野田ケミコ株式会社

在学中は土木分野の専門知識の勉強に加え、土木施行技術者資格や高等学校工業の教職免許を取得しました。その他にも、企業のインターンシップや建設会社のアルバイトなど貴重な経験を積んでいます。現在は、地盤改良を専門に行う土木工事会社に勤務し、工事現場の施行管理業を担当していますが、大学で学んだ知識や実験・実習の経験が仕事で大いに役立っています。

卒業生⑥ 朝木 大さん

自然環境工学科の社会基盤システムコースでは、社会的インフラ整備ができる人材を育てます。一般社会に貢献できる仕事にやりがいを見出した朝木大さんの声を見てみましょう。

出身学科:平成6年度土木工学科[現自然環境工学科]卒業
就職先:奥村組土木興業株式会社

普通高校から入学した私にとっては、大学で初めて聞くような教科が多数ありました。ですから他の学生に追いつくためにも、少しでも多く土木の知識を身に付けようと思い、在学中は専門教科の習得に励みました。専門分野の基礎をしっかり習得できたことで、仕事上でも幅広い分野への応用ができ、色々な工事に携わることができました。

土木工学は、直接一般社会に貢献できる仕事が多い分野だと思います。社会で活躍するためにも、自分のためにも、大学では学問の基礎を習得し、知識・技術の修得にも頑張って、楽しい学生生活を送ってください。自分が携わった工事現場が無事に完工して、一般の人に使って頂き「この工事が出来て本当に良かった」と言ってもらえたときは、それまでの大変さを忘れるほど嬉しいですよ。

卒業生⑦ 川崎 美紅さん

第一工業大学鹿児島キャンパスの卒業者の中には、教員を志す人もいます。建築デザイン学科を経て工業高校へと就職した川崎美紅さんを紹介しましょう。

出身学科:平成25年度建築デザイン学科卒業
就職先:宮崎県立宮崎工業高等学校

工業高校を卒業して短大で学ぶうちにもう一度勉強したいと思い、編入学を決めました。コモンルームなどの女子学生専用の施設も整っており、多学年との交流の機会も多く、楽しい学生生活を過ごすことができました。教職を目指していた私は、教職関係の講義も履修しました。人間性を大きくしてくれるような授業内容で、楽しく学ぶことができました。勤務する工業高校では、生徒達がたくさんの質問をしてきますが、教授との何気ない界隈で得た知識が返答の幅を広くしてくれています。いろいろな場面でサポートしてくれる温かい大学だと思います。

ここで紹介したのは、あくまで一例に過ぎません。建学の精神のもとで人生を研磨することは、生涯を通して個性を磨くベースとなります。一人一人が自分の希望を叶えて思い思いの職場で活躍する様子を見聞きするのが第一工業大学鹿児島キャンパスの喜びです。豊かな人間性とコミュニケーションスキルは、どんな仕事に就くにしても必要とされます。希望の職業に就くために必要な知識習得を支援するにとどまらず、共通総合教育を通して人間的な成長をサポートします。

※この情報は2016年8月現在の情報です。

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