各校の特徴

都築学園グループ各校の教育プログラム、周辺環境、今後の展望といった各校の魅力を詳しくご紹介します。

神戸医療福祉大学の特徴について

神戸医療福祉大学

神戸医療福祉大学では、社会福祉を通して学ぶ3つの学科を用意しています。介護や子ども福祉を
専門に学びたい人や、教諭やスポーツトレーナーを目指す者、経営学を学びながら福祉関連に役立ちたい人材などを育てています。キャンパス内にはさまざまな教育施設を設置。寮を利用しながら学べるようになっているなど、環境づくりにも注力しているのも特徴です。また、地域の人たちや国際交流も積極的に行なっています。

各学科紹介

姫路キャンパスでは社会福祉学科、健康スポーツコミュニケーション学科に分かれており、大阪天王寺キャンパスでは経営福祉ビジネス学科が設置されています。

【社会福祉学科】
社会福祉学科は、福祉の学問と技術を高める教育をベースに、人々を幸福にするスペシャリストを育成する学科です。社会福祉士資格とそれぞれの専門分野の資格取得を目指していきます。入学後は社会福祉の全体像を学び、その後は自分に合った4つの履修モデルにより学ぶことが可能です。各分野は社会福祉・介護福祉・こども福祉・医療福祉心理と分かれています。

活躍する場は多岐にわたり、福祉を中心とした多くの人材育成に役立てることができます。高齢者をサポートする入所施設や通所サービスでの活躍、一般病院や保健所などで患者さんの生活におけるサポートや精神科の相談援助業務への関わり、障害者施設での支援やリハビリテーションなど、働ける環境は多種多様です。

ほかにも子どもの健康をサポートする児童施設の活躍や、グループホーム、民間のNPO法人での支援活動、地域の人たちとの関わりを持つ地域行政機関での仕事、一般企業への就職などさまざまな福祉分野を学ぶことができます。

【健康スポーツコミュニケーション学科】
健康スポーツコミュニケーション学科では、中学校・高等学校教諭から障害者スポーツ指導など、運動やスポーツ指導のスペシャリストを学びます。取得できる資格は、社会福祉士資格または高等学校教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状です。学校現場の教諭、フィットネスクラブ、病院、社会福祉施設、一般企業などの就職を想定し学ぶ学科となっています。

健康増進・教職・スポーツトレーナーが学べる3つの履修モデルが用意されており、入学後は体育スポーツと健康福祉の基礎を学べるようになっています。福祉施設での健康維持や増進に関する仕事では、児童や高齢者・障害者への技術と知識を学びます。中学校・高等学校の保健体育の先生を目指す教育モデルや、トップアスリートやフィットネス分野で活躍できるトレーナーの資格取得も目指すことが可能です。

1年次からは専門性の高い授業を少しずつ履修していきます。高齢者がいつまでも健康でいられるよう介護予防運動を学ぶ授業や、3年次必修科目の介護予防運動の指導方法といった学習もあります。ほかにも健康福祉論を1年次から学び、高齢者・障害者・児童など幅広い人へのサポートを学んでいきます。

【経営福祉ビジネス学科】
経営福祉ビジネス学科では、福祉現場の仕事と一般企業のビジネスの両方に必要なマインド・知識・技術を学ぶことができます。目指す資格は社会福祉士、実践キャリア実務士やビジネス実務士です。人・組織・社会の抱える課題を解決に導く能力を身につけ、さまざまなビジネスシーンで活躍できる人材を養成する学科です。

履修モデルとして、ソーシャルワーク・福祉経営、福祉ベンチャー、グローバルビジネスの3つを用意しています。ソーシャルワーク・福祉経営モデルでは社会福祉士養成指定科目と経営系科目を中心に履修します。福祉ベンチャーモデルでは福祉系基礎科目のほかに、福祉ビジネス、福祉機器、マーケティングなどに関する科目を履修します。グローバルビジネスモデルでは、福祉系基礎科目、ビジネス実務に関する科目、異文化理解に役立つ科目(語学や多文化共生に関する科目)などを履修します。

専門的な授業として、たとえば1年次の「福祉ビジネス概論」では、起業事例を通して福祉ビジネスに必要な福祉ニーズの捉え方、資金調達方法、ビジネスモデルの構築方法などを学びます。また、2年次の「多文化共生論」では、グローバル社会にふさわしい柔軟な感覚を身に付けるため、さまざまな国・地域の事例を通して文化に関する基礎的理論、多文化共生の基本的理念を学びます。

活躍が想定されるステージは、福祉サービス事業者、一般企業、行政機関などです。福祉サービス事業者ではソーシャルワーク、施設の経営管理などで活躍が期待されます。一般企業では対人サービス、企画・開発などで活躍が期待されます。行政機関では福祉に関する指導・相談・調査、計画策定などで活躍が期待されます。

各学びの紹介

【社会福祉学科 介護福祉モデル】
認知症など要介護となる高齢者や、障がいのある人を支える福祉を学ぶことができます。介護福祉士や社会福祉士どちらの資格も取得ができ、2つの国家資格を持つ専門職として目指すことが可能です。介護福祉と社会福祉に関する知識を学びながら、介護実習を通し技術を習得していきます。

【社会福祉学科 こども福祉モデル】
子どもの健全な育成を支援する専門知識を学び、子育てに関する的確なアドバイスができる人材を目指すことができます。3年次からは保育施設や児童福祉施設で実習が始まり、子どもたちと触れ合いながら技術を習得していきます。保育士と社会福祉士の2つの資格取得を目指すことができます。

【健康スポーツコミュニケーション学科 教職モデル】
中学校や高等学校の保険体育教職を目指すモデルです。社会福祉援助技術の知識と技術をベースに、教諭理論を学んでいきます。器械運動・陸上競技・水泳や水中運動などの実践を通し、子どもたちに適切な指導ができる人材を身に付けていきます。

【経営福祉ビジネス学科 ソーシャルワーク・福祉経営モデル】
ソーシャルワーカーとして活躍するために必要な福祉系科目(社会福祉士養成指定科目)と、福祉施設などで経営者を補佐したり、施設全体をマネジメントしたりするために必要な経営系科目(経営学総論、経営管理論、経営組織論など)を中心に履修します。

大学の施設

姫路キャンパスには学内北側にバンブー園があります。竹を栽培しており、伐採して竹細工を楽しむことができる環境が整っており、地域の子どもたちと竹トンボや流しもちむぎそうめんをして楽しむこともあります。2016年からは学内の園芸クラブである「竹翠園芸同好会」が管理し、学生視点による新しい試みを模索しています。

A棟には福祉専門書など10万冊を取り揃えた図書館や、大講義室・大ホールなどで講演会やステージなどの開催に使用しています。B棟は介護実習室や生活学科実習室など、神戸医療福祉大学のメイン宿舎のひとつです。ふくしみらい館はハンディキャップのある人々を支援する福祉用具の展示・研修施設として平成14年に建てられましたが、現在は多目的施設として、授業やイベントにも使用しています。

ほかにもマルチメディア室、数々のマシーンを備えたフィットネスセンター、クラブ活動に使用できるスポーツ施設、安くて種類が豊富な学生食堂などもあります。

学生寮

学生寮はキャンパスの中に建物があるため、通学交通費は不要です。シャトルバスを利用すればショッピングも楽々できます。各部屋はワンルームタイプの個室で、管理人が24時間駐在しているなどセキュリティ面が高く、個人用メールボックス、パソコンコーナーなど使い勝手の良さがあります。

部屋にはミニキッチンも完備しているため、学生寮を利用する学生は、昼食時に帰宅して自炊することも可能です。部屋の中にユニットバスも完備され、プライベートな空間が確保できるようになっています。

さらに、学生寮のすぐ隣にはプール、ダンススタジオ、トレーニングマシンを備えたフィットネスジム、スカッシュコートなど、スポーツを楽しめるスペースが設置されています。その他、モダンな建物の屋上を利用したルーフガーデンと呼ばれるカフェテリアスペースなど、学生同士の憩いの場もあります。

地域連携

本学では地域の人たちのつながりや福祉活動にも力を入れており、さまざまな活動を行なっております。

福崎町で開催される「第8回民族辻広場まつり」に学生ボランティアが参加しました。初めて参加する1年生も積極的にお手伝いする様子が見られ、充実した1日を送ることができたようです。学生による献血キャンペーンは毎年春と冬に開催し、多くの方に協力していただいております。また、地域の子どもたちとの交流では、地元鶴居中学生と福祉体験学習を一緒に体験したり、福崎町親子運動教室などを通し児童や幼児たちとスポーツで交流したりしています。

ROSEイギリス留学

本学ではROSEイギリス留学を実施しております。本学と提携校にある英国のオックスフォード大学とケンブリッジ大学との協力で行われ、3週間の研修プログラムが利用できます。夏休みの期間を通し、語学学習やイギリスの歴史や分化に触れられます。宿泊先は学生寮のため、学生同士で交流ができるのも魅力です。

本校では、さまざまな福祉分野の教育を通し、その道のスペシャリストになるためのプログラムを提供しています。寮生活や地域の人たちとの交流、海外留学など、さまざまな面でサポートしているのも特長です。また、環境整備されたキャンパスを持つ本校にご入学いただければ、快適に勉学に励むことができます。

※この情報は2016年8月現在の情報です。

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