各校の特徴

都築学園グループ各校の教育プログラム、周辺環境、今後の展望といった各校の魅力を詳しくご紹介します。

リンデンホールスクール小学部の特徴について

リンデンホールスクール小学部

リンデンホールスクール小学部の強みは、国際社会で活躍できるグローバル人材の育成にあります。語学力については、ネイティブスピーカーの自然で美しい英語表現を学びます。バイリンガル教育を通じて、日本人として大切にしたい心を育てる試みも欠かせません。加えて、一人ひとりが持つ個性を重視した創才教育にも注力します。英語イマージョンプログラムの採択・ITスキルの育成・環境教育など特色あるカリキュラムで、子供の可能性を引き出し伸ばす試みを行うリンデンホールスクール小学部の特徴をご紹介します。

英語イマージョンプログラム

リンデンホールスクール小学部は、英語イマージョンスクールとして設立された経緯があります。また、チューター制度を導入していることが特徴です。ここでは、それぞれの概念についてご紹介します。

【イマージョンスクール】
イマージョンとは「ひたす」「つける」を意味する言葉であり、英語が身近な環境となるほど語学習得に有効と考えられます。そこで、国語と道徳以外のほとんどの授業を英語で行い、スムーズな語学学習をサポートします。英語を勉強すること自体を目的にするわけではなく、必要な知識を得るためのツールとして英語を活用する方法です。「ある知識を得るためには英語が欠かせない」という考えを埋め込み、語学スキル学習のモチベーションへと誘導します。

【チューター制度の導入】
小中高一環教育の強みを活かし、リンデンホールスクール小学部ではチューター制度を導入しました。小学校の段階から英国オックスフォード大学・ケンブリッジ大学など名だたる学校の大学生と接することで、世界的な名門校への意欲向上を目指します。

各学びの紹介

【社会福祉学科 介護福祉モデル】
認知症など要介護となる高齢者や、障がいのある人を支える福祉を学ぶことができます。介護福祉士や社会福祉士どちらの資格も取得ができ、2つの国家資格を持つ専門職として目指すことが可能です。介護福祉と社会福祉に関する知識を学びながら、介護実習を通し技術を習得していきます。

【社会福祉学科 こども福祉モデル】
子どもの健全な育成を支援する専門知識を学び、子育てに関する的確なアドバイスができる人材を目指すことができます。3年次からは保育施設や児童福祉施設で実習が始まり、子どもたちと触れ合いながら技術を習得していきます。保育士と社会福祉士の2つの資格取得を目指すことができます。

【健康スポーツコミュニケーション学科 教職モデル】
中学校や高等学校の保険体育教職を目指すモデルです。社会福祉援助技術の知識と技術をベースに、教諭理論を学んでいきます。器械運動・陸上競技・水泳や水中運動などの実践を通し、子どもたちに適切な指導ができる人材を身に付けていきます。

【経営福祉ビジネス学科 ソーシャルワーク・福祉経営モデル】
ソーシャルワーカーとして活躍するために必要な福祉系科目(社会福祉士養成指定科目)と、福祉施設などで経営者を補佐したり、施設全体をマネジメントしたりするために必要な経営系科目(経営学総論、経営管理論、経営組織論など)を中心に履修します。

教育プログラム

リンデンホールスクール小学部は英語イマ―ジョンスクール・環境科をカリキュラムの中に設置しているため、文部科学省教育課程特例校に指定されています。ここでは、リンデンホールスクール小学部の特徴的な教育プログラムの一部を紹介しましょう。

【英語学習】
小学校は、聞く力を養う重要な時期と考えます。ネイティブスピーカーと毎日の大半を過ごすことで英語をシャワーのように浴び、自然に使える英語スキルを身に付けます。国連英検・TOEIC Bridge・TOEICにチャレンジし、数々の優秀な成績を収めています。TOEICでは990点満点中890点・TOEIC Bridgeで180点満点中174点と輝かしい実績が、リンデンホールスクール小学部の教育プログラムの有効性を物語ります。もちろん、話す・読む・書くことに関するカリキュラムも入ってきます。英語イマージョンスクールとして語学教育をリードし、子供の確かなスキルを養うベース作りに貢献します。

【環境】
自然・命の尊さを地球規模で考える科目です。世界共通の問題を知り、どんなことができるか考えることで、世界的な視野が育ちます。身の回りの小さなことからアクションを起こし、大きな物事を自分事として考えられる思考力を養います。

【国語】
リンデンホールスクール小学部では、母国語の学習も重要と考えています。文部科学省が定めるよりも多い時間数を割き、国語力を鍛えています。毎朝の読書指導とあわせて多読に励み、国内文学に親しみながら思考力・表現力を鍛えます。

道徳

和の心を学び、日本人らしい繊細で優しい心を育てます。カリキュラムの一環として、茶道・陶芸・農耕・剣道・空手などを取り入れているところが特徴的です。日本文化を学ぶことは、真の国際人として欠かせない、日本人としてのアイデンティティ確立に貢献します。和の心を学ぶ道徳授業の一部と学習環境を紹介しましょう。

【茶道】
校内にある本格的な茶室と庭園のもとで古市古流の茶道を学びます。陶芸の授業で作った自分だけの茶碗を使い、茶道をたしなむ経験は現代においては貴重なものです。日本人としての美しい振る舞いともてなしの心を習得します。

【陶芸】
上野焼窯元の特別講師から6年間かけて深く陶芸を学びます。一つ一つじっくりとものづくりをする体験を通し、個性を活かして形あるものを産み出す面白さとやりがいを伝えます。

【農耕】
日本文化の原点である稲作を通して、風雨に負けずにすくすく育つ稲を見守ります。一年を通して成長する稲を感じることで、食育にも役立ちます。「食べ物がどうやってできるのか」「作り手にはどんな苦労があるのか」を体験して、日本の伝統文化を学ぶことで、豊かな心を育みます。 

学校の施設

広い敷地の中に、教育に役立つ様々な施設を設けています。学習のメインとなる明るい校舎、イベントに活用できる体育館、楽しく集うカフェテリアなど、特色ある施設の一部を紹介します。

【本校舎】
リンデンバウム(菩提樹)の葉の形を模した斬新なデザインが特徴です。室内にもリンデン科の木材を採用、ぬくもりのある空間に仕上げています。完全冷暖房完備なので、どの季節も快適に学習できます。

【講堂・体育館】
クラブ活動やイベントに活用できる空間です。伸び伸びと屋内スポーツを楽しめる広々とした環境となっています。男子用・女子用のシャワー室を備えているため、たくさん汗をかいても安心です。

【カフェテリア・リンデンバウム】
子供達が楽しく集い、おいしい食事ができるように十分なスペースを設けました。日々の献立は専門栄養士が担当し、健康と好みに配慮します。発芽玄米・野菜ジュース・麹など食材にもこだわっているので、食事の内容にデリケートな子供も安心して食事ができます。

【寮】
長期滞在はもちろん保護者の出張・お泊まり会などのショートステイにも活用できます。お洒落な外観、明るい室内、アットホームな雰囲気と、抜群の受け入れ体制に自信があります。

語学研修旅行

リンデンホールスクール小学部では、オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジ・ケンブリッジ大学フィッツウィリアム・カレッジを提携校とした国際交流を行っています。学外学習の一環として、イギリス語学研修旅行やオーストラリアホームステイを年間行事としています。実際に海外で英語を使う機会を得ると、学習意欲が高まります。普段の学習の成果を発揮する場面でもあり、現地の人とのコミュニケーションにチャレンジします。歴史的建造物や市内観光を通じて海外文化に触れることで、国際的な視点も育ちます。世界を股にかけて活動するグローバル人材を育てるにあたり、重要なステップと位置づけます。

今後の展望

今後ますますグローバル化が進むと考えられており、世界に通用する高度な国際人育成が急務となっています。日本のバックボーンを築いた上で国際的な見地を養う教育の場を提供することが、リンデンホールスクール小学部の使命であって成し遂げるべき課題であると考えます。英語は単なるツールにすぎず、英語を使って何ができるかが重要なポイントとなるでしょう。小中高一貫教育の強みを活かし、長期的視点で求められる人材育成にあたります。小学部では、国内外の文化に触れて広い見地を養う必要があると考えます。一人一人の個性を尊重して伸ばす教育こそリンデンホールスクール小学部の目指すものであり、今後求められる人材という理念を持って教育を続ける所存です。

リンデンホールスクール小学部の特色は、語学教育だけにとどまりません。多彩なイベントや校外活動を通して、子供の健やかな成長を応援します。従来の教育のあり方では難しかった「自己の確立・生涯学習」というテーマに真っ向から向き合い、長期的な視点を持って個々の成長をサポートする教育体制が自慢です。そして、崇高な理念を実現すべく、必要な施設を設け、優秀な教育者を集めています。リンデンホールスクール小学部で学んだ生徒が国際舞台へと羽ばたき、活躍する姿を見聞きする瞬間こそ、最高の喜びです。世界に通用する確かな語学力・豊かな心・他者を思いやる社会的視点と、バランスがとれた優秀な人材を送り出し続けたいと考えています。

※この情報は2016年8月現在の情報です。

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